今年もあと半月になりました。
りんりんではコロナ禍で出てきた課題を形のできないか考えています。現在2つの拠点の空き時間に多世代交流事業を行っています。
常設のサロン(喫茶スペース)介護予防や子育て、多世代で利用できるホール、学習支援や相談できる場所などを1カ所にまとめた建物建設を考えています。
日本財団が行っている「みらいの福祉施設建築プロジェクト」に応募を検討し、アーキテクチュアルデザインマーケットの市川氏にご協力をいただいています。建築にあたってりんりんは市街化調整区域に建物があり、開発審査会基準第18号に記載されている関係法に該当しないと許可がおりません。今回の建物が高齢者、障がい者、子ども、どこにも該当しない方が利用出来る場所をと考えています。半田市の高齢介護課、地域福祉課、子育て支援課3課に打診しましたが現行の制度にはどれも該当しないのが現状です。
国は「地域づくりに資する事業の一体的な実施について」と平成29年3月31日付けで通達を出しており、半田市も「つながり助け合う 健康と笑顔と育むまち」と3か年実践計画を打ち出しています。
現場で見えてきた課題に取り組みたいりんりんですが、暗礁に乗り上げています。令和6年の法改正で地域共生社会にむけて何か変わってくれることを願っています。
今年もたくさんの方にご支援を受けたことに感謝しつつ、来年も変わらずよろしくお願いいたします。
令和5年12月14日 理事長 渡邉 千恵
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